10月に入りました。ここで今年の北見の夏を気温を中心にふり返ってみます。
最高気温

↑7~9月の平均気温を見ると、当然ながら東京静岡と比べると5~10℃くらい明らかに低くなっています。札幌と比べても平均値は常に1~2℃下回っています。

↑毎日の最高気温です。7月中旬以降少しの間東京静岡に近い数値で推移しましたが、大半は明らかに下回っています。
東京との差が10℃を超えることも珍しくないということがわかります。札幌と比べると、7月後半から8月前半にかけて暑い日と涼しい日の差が激しくなっています。

↑真夏日・猛暑日は7~9月の間に北見は22回ありました。札幌よりも多かったですね。
それにしても東京・静岡の70日超というのは恐怖すら感じます。
最低気温

↑毎日の最低気温です。北見は東京静岡の線と交わることは一度もなく、それどころか常に札幌を下回っています。北見は昼間そこそこ暑い日があっても朝晩涼しくなることで、寝苦しい夜も少ないと言えます。

↑1日中25℃以上だった日数です。北見は0でした。東京・静岡がいかに寝苦しいかがわかります。
※日最低気温25℃以上を当ブログの毎日の気温日報では便宜上「熱帯夜」としています。
「熱帯夜」は日をまたぐ気温の用語なので、必ずしも「日最低気温25℃以上」とは一致しません。※<注1>
降水量
感覚的に雨が少なかったという印象はないのですが、雨量自体は東京・静岡と比べ少ないです。静岡の8月1000mm超は衝撃でした。雨が降るたび巴川の水量を気にしていた頃を思い出します。

以上今年の夏の気象データから、北見の気温・気候の傾向を考えてみました。
※<注1>気象庁ホームページ内に記載
Q.熱帯夜とは何ですか?
A.夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜のことをいいます。